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白井てり
Women's health artist
大阪在住。学生時代にヨーロッパ製ランジェリーの魅力に目覚めたことがきっかけで、レースの最高峰「リバーレース」に心を奪われ、20代の一時期はレースの生産現場レースメーカーに身を置いていたことも。

長年心を惹きつけてやまないレースという素材をモチーフに、学術的根拠と「かわいい」が融合した世界で、「からだ」への気づきを促し、行動変容を生み出すひとつのきっかけを提案したいと願う。

PRODUCT

Linge wrap

「白井てり」は、アートプロジェクトと並行して、女性が自らのからだと向き合うアウェアネス・ランジェリー ブランドを展開しています。

2012年春、布ナプキンを使用しながらもフランスやイタリアの見目麗しい繊細なランジェリーと並んでも遜色のない美しく贅沢なサニタリーアイテムがない!という白井自身の長年の悩みを解決するモノづくりを実現しようと関西の縫製工場を周りました。

問い合わせに対して返信が返ってこないことは当たり前。それでも何軒かには足を運びサンプル作りがはじまりました。

しかし、ベビー用品に採用される編み目粗く、撚りの甘い糸でつくる肌触りの良いガーゼと極細で伸度低い糸が絡み合う繊細なレースという異色の組み合わせによる縫製難易度の高さで歪みが続出。

工場さんには「これはOKの範囲」と言われ折衝を重ねますが、シンプルな形状ながら、思い描く美しい形が実現できず、何度も諦めそうになりました。

その都度立ち止まり、何が障壁なのかを考え尽くしたところ、どんなに生産数を増やしてもサイズの小さな「雑貨」扱いなので工場さんの生産ラインの隙間にかろうじてひっかかるほどのロットであることに気づきます。

縫製工場さんの事業はある程度ボリュームのある製品をたくさん縫うことを前提に人を雇用し、機械にも投資しています。インナーの縫製は細かく小ロットと言われますが、白井のモノはどんなに「ランジェリー」だとお話しても、それは自分だけの世界のこと。工業製品生産の土台にも乗っていないのです。これでは話を聞く価値もないと判断されても当然です。

知恵を絞りますが、どんなに大きく試算を見積もっても一部の方に向けた嗜好品であり、既存の工業ロットに満たないことは変わりません。そこで、本来「安ければいい」とされている縫製賃を度外視することに舵を切りました。同時に、ブランドのコンセプトを理解して丁寧に縫ってくださる方に出会うことを諦めず、通常の布製生理用品の縫製賃の5倍以上をかけて製品化に漕ぎ着けました。

選り抜きの素材で、白井本人がお顔を知る方が縫う美しい布製パンティライナー「ランジェラップ」はランジェリーそのもの。長らく遠回りをしてきたから今だからこそ、声高くお伝えできます。

美しいものを身につける愉しみを、ぜひあなたのクローゼットにお加えください。

*布製パンティライナーに身体の悩み解決する特別な機能や効能はありません

リバーレースについて

白井てりのオリジナル製品に使用されている「リバーレース」とは、16世紀にヨーロッパで誕生した手工芸レースが、18世紀の産業革命を経て機械織へと発展したもの。その精緻を極めた製法は、200年超の時を経て今なお受け継がれています。極薄の回転式ボビン(写真左)から吐き出される何千本という糸が織りなす多彩な表現力とその背景をお楽しみください。

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